はら内科医院 内科・内視鏡内科・消化器内科・肝臓内科

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感染性胃腸炎

・感染性胃腸炎とは?

感染性胃腸炎とは、腸管内に病原体が侵入して起こります。主にウイルス感染によるものが多く、毎年秋から冬にかけて流行します。

・原因と感染経路は?

ウイルス、細菌、寄生虫などの病原体によって引き起こされます。感染経路は病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。

・症状は?

下痢、腹痛、発熱、嘔吐、吐き気などがあります。感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状のこともあり、個人差もあります。代表的なものとしてノロウイルスがありますが、小児ではおう吐、成人では下痢が多い傾向があります。通常、2-3日以内に改善します。

・治療は?

特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。特に高齢者は、誤嚥(おう吐物が気管に入る)により肺炎を起こすことがあるため、体調の変化に注意しましょう。おう吐の症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。

・予防は?

トイレの後や、調理・食事の前には、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。便やおう吐物を処理*する時は、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は石けんと流水で十分に手を洗いましょう。カキなどの二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱しましょう。

【参考:簡易なハイター等の薄め方】

(市販の漂白剤:塩素濃度約5%の場合)

0.02%・・・環境消毒*に使用

0.1%・・・おう吐物・ふん便が付着した場合の処理に使用

*家庭や施設において、発生時にトイレのドアノブや手すりなど、多くの人が触れる場所の消毒に使用

(注)次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させるため、金属部分に使用した場合は10分程度たったら水拭きしてください。また、塩素ガスが発生することがあるので、使用時は十分に換気をしてください。