2025年10月20日
胸部レントゲン検査は、肺がん・肺炎・結核・気胸など、胸の中の病気を調べるための基本的な検査です。
これらの病気は、早めに見つけて治療を始めることがとても大切です。
胸部レントゲンでは、骨や血管が重なって写るため、異常が見つけにくいことがあります。
特に健康診断などで多くの画像を医師が確認する場合、小さな病変を見落とすリスクもあります。
当院では、富士フイルム社のAI診断支援システム「CXR-AID」を導入しています。
このAIは胸部レントゲン画像を自動で解析し、
結節や腫瘤(しゅりゅう)
浸潤影
気胸 など
病変が疑われる部分を検出・表示して、医師の診断をサポートします。
AIによるサポートで、診断の精度向上と見落とし防止が期待できます。
異常が見つかった場合は、CTなど精密検査を行い、確定診断へとつなげています。