はら内科医院 内科・内視鏡内科・消化器内科・肝臓内科

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はら内科医院

2026年9月7日

帯状疱疹ワクチンの定期接種が始まりました

皆様、こんにちは。本日は、多くの方が発症リスクを抱える「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」の予防と、非常に効果の高いワクチン「シングリックス」についてご案内します。

1. 帯状疱疹の恐ろしさ(激痛と長引く後遺症)

 帯状疱疹の原因は、子どもの頃にかかった「水ぼうそう」のウイルスです。日本人成人の90%以上がウイルスを保有しており、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。加齢や疲労・ストレスなどで免疫力が低下したタイミングでウイルスが暴れだし、赤い発疹とともに電気が走るような強い痛みを伴います。
特に恐ろしいのが、皮膚の症状が治った後も数ヶ月から数年(場合によっては一生)痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)」です。この後遺症は高齢になるほど残りやすく、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

2. シングリックス(不活化ワクチン)の圧倒的な予防効果

 当院では、帯状疱疹の予防として不活化ワクチン「シングリックス」の接種を推奨しています。 シングリックスの発症予防効果は非常に高く、50歳以上で約97%、70歳以上でも約90%というデータがあります。さらに、接種から10年が経過しても約7割の効果が維持されるなど、効果の持続性にも優れています。
また、シングリックスは生ワクチンではないため、私が専門とする消化器疾患や肝臓疾患の治療中の方、免疫機能に不安がある方でも安全に接種していただくことが可能です。

3. ワクチンは「定期接種」の対象です

 帯状疱疹ワクチンは定期接種の対象となっています。主に65歳以上の方(および特定の疾患を持つ60〜64歳の方)、さらに経過措置として70歳〜100歳の5歳刻みの年齢の方が対象となり、公費助成を利用して接種することが可能です。(※お住まいの自治体によって手続きや助成額が異なる場合がありますので、金沢市などの公式情報も併せてご確認ください)

▼さらに詳しい疾患情報はこちら

 帯状疱疹の初期症状(痛みが先に出る特徴など)や、重症化・合併症のリスクについては、当院の下記の専門ページで詳しく解説しています。

【疾患情報】帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは?初期症状・原因からワクチン予防まで

 帯状疱疹は、発症してからの治療のスピードも大切ですが、「かかる前」のワクチン予防が何よりも重要です。接種スケジュールや定期接種の対象確認など、ご不明な点がありましたら、当院(076-256-3562)までお気軽にお電話でご相談ください。

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