はら内科医院 内科・内視鏡内科・消化器内科・肝臓内科

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はら内科医院

機能性胃腸症

・機能性胃腸症とは?

内視鏡やその他検査で異常がないのにもかかわらず、胃腸の症状がある状態を指します。「機能性ディスペプシア」ともよばれます。

・症状は?

主な症状は、腹部不快感、腹痛、腹部膨満感、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、便秘などがあります。

・原因は?

機能性胃腸症は、ストレス、食生活の乱れ、運動不足、腸内細菌叢の異常などが原因とされています。また、遺伝的要因や精神的ストレスなども関与していると考えられています。

・治療は?

まず生活習慣の改善が行われます。食事の改善や規則正しい生活、ストレスの軽減、運動などが推奨されます。薬物療法としては、胃酸分泌を抑制する薬、胃腸の運動を調整する薬、鎮痛剤、抗うつ薬などが使用されます。また、カウンセリングや認知行動療法などの心理療法も有効です。機能性胃腸症は、症状が慢性的に続くことが多く、患者の生活に大きな影響を与えることがあります。症状に悩んでいる場合は、専門医の診断・治療を受けることが重要です。