はら内科医院 内科・内視鏡内科・消化器内科・肝臓内科

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はら内科医院

貧血

・貧血とは?

血液中のヘモグロビン量が低下することによって、体内の酸素運搬機能が低下する状態を指します。

・貧血の症状は?

疲れやすさ、息切れ、めまい、動悸、頭痛、眠気、味覚異常、口内炎などあります。

・貧血の原因は?

鉄分の不足によるものというイメージが強いかもしれませんが、実はいろいろな原因があります。赤血球が作れなくなるタイプ(栄養不足、骨髄疾患、腎不全など)、赤血球がなくなるタイプ(喪失、破壊)があり、原因を調べることが重要です。鉄分の足りない鉄欠乏性貧血が最も多いのですが、その背景に病気が隠れていることもあります。

・貧血の診断

血液検査で「赤血球数」「ヘモグロビン」「ヘマトクリット」を調べて診断します。

・貧血の治療

原因となる病気がある場合には、それに対して治療をおこないます。最も多い鉄欠乏性貧血の場合には食生活の改善や鉄材の内服などにより改善をはかります。途中で治療を中断すると貧血が再発する場合も多く、数か月かけて鉄分を補給します。鉄剤内服により嘔気が出ることがあり、内服継続が難しいようなら注射やシロップを使用することもあります。